医療用ウィッグを選ぶ時に
知っておいて欲しいこと
医療用ウィッグを通販で探すと色々あり迷うと思います。
ポイントを抑えて探すようにすると、絞り込めてくると思います。
人それぞれの頭や顔の
バランスの違いで起こる
"髪型のイメージ違い"
①
【頭部サイズの違い = ヘアスタイル全体のイメージが変わる】
・参考記事:≫顔のバランスで変わるイメージ
頭部(頭蓋骨)の大きさ・幅・奥行きは人それぞれ違います。この違いはウィッグ全体の髪の長さと、前髪の幅などに影響します。既製品は髪の長さが決まっているため、頭部が小さい方が着用すればイメージは全体的に長めになり、頭部が大きい方が着用すればイメージは全体的に短くなります。このイメージ違いは、ヘアスタイルが短いほど目立ちます。また、顔幅の違いでは前髪の幅に影響が出てしまうため、顔幅が広い方が装着すれば前髪の幅は狭くなってしまいカットをして対処するようになります。顔幅が狭い方には前髪が広くなってしまうので、修正がききません。
現在通販で購入出来るウィッグは、購入前に試着が可能なお店が増えています。遠慮なく、何度でもご試着依頼をして、ご自身がしっかりご納得出来るウィッグを探されることをおすすめします。
②
【顔バランスの違い = 特に前髪に影響する】
・参考記事:≫前髪の長さで変わるイメージ
既製品のウィッグの前髪は、どなたにでも合うように長めに作られているものが多いです。ウィッグは通常生え際に合わせて着用するため、おでこの広さでイメージが大きく変わってきます。
前髪の長さをイメージ通りにするには、カットするか、位置をずらして着用することになります。カットの場合は上手くいけば問題ありません。ずらしての着用は、ヘアスタイルが全体的に前か後ろにずれてしまうため、ずらす範囲が大きければ大きいほど全体的なイメージも崩れてしまいます。
ご自身でのカットに不安がある場合、通販でも購入後の調整カットを受けているお店もありますので、そのようなお店でのご購入をおすすめします。
③
【毛量の違い = さらに全体イメージに影響する】
自毛がある状態でご着用される場合、まとめる毛髪のボリュームが頭のサイズにプラスされるので、着用サイズが実際の頭のサイズよりも大きくなります。髪のボリュームも人それぞれ違いますが、思っている以上に影響が大きい部分となります。そのため、①の頭部サイズの違いと同様に全体のイメージに違いが出ますが、印象の違いはさらに大きくなります。
お店ごとの表記の違い
①
【それは本当に医療用ウィッグ?】
・参考記事:≫医療用ウィッグとファッションウィッグの違いは?
ネット通販で医療用ウィッグを簡単に安く買えるようになった今、医療用ウィッグを扱うお店も増えています。当店もその1つで「医療用ウィッグ」を販売しています。では、ファッションウィッグと医療用ウィッグの違いってなんでしょうか?今まで、その答えは明確になっていませんでした。そのため、海外から安く仕入れたウィッグを「医療用」として販売したりするなどの行為が増えてきました。また、病院でもお医者さんが患者さんに医療用ウィッグを紹介する際、何を基準にオススメしたら良いのか分かりませんでした。
そこで2015年に医療用ウィッグとしてのJIS規格が制定され、医療用ウィッグとしての基準が出来ました。JIS規格を取得するには厳しい試験があります。その試験に全て合格したものだけがJIS規格認定されるのですが、その試験を受けるには「M.wig」の会員にならないといけません。
そのような厳しい内容を経て「M.wig」マークの表示ができ「医療用ウィッグ」としての販売が可能となり、お客様に安心してお届けできるものになります。ただし、このJIS規格は法律で決まっているものではありません。M.wigマークがなくても医療用ウィッグとしての販売は可能です。M.wigに加入した当社は「安心をお届けしたい」という思いで取得しました。
また、このM.wigは素材ごとに取得するものなので、検査を受けた素材以外のものを使用しているウィッグには表示できません。しかし、1つのウィッグに対して認定取得をし、あたかも全てがM.wig認定ウィッグのように表記しているお店も多くあります。これを読んでいただいたお客様は、他のお店を見る際にはその部分にも注意して見てみると、判断基準が絞られてくるのではないでしょうか。
当然、当社のウィッグは全種M.wigを取得していますので、安心してご使用いただけます。
②
【髪質の表記は各店でバラバラ】
人毛を使用している医療用ウィッグを探していると「レミーヘア使用」とか「バージンヘア使用」などをお見かけする時があると思います。でも、その説明って各お店ごとで説明が違うことが多くありませんか?もしくはしっかりと説明されていなかったり。実はこの表記も曖昧なんです。
一般的にレミーヘアは「人から切り落としてから、髪の上下方向をごちゃまぜにしない」ものを言います。つまり、キューティクルの方向を同じにしておくということ。キューティクルの方向が同じことによって、髪の色ツヤや手触りがすごく良いものとなりますが、生きている髪ではないのでキューティクルは開いており、絡むこともあります。レミーヘアは質の管理が大変なことから値段がすごく高い素材となります。その上、買ってからの管理がすごく大変です。(傷みが少なく、毛髪がしっかりしている通常の人毛①の上質を「レミーヘア」として、高い値段をつけているところもあるので注意が必要です。)
そのようなことから、一般的な人毛使用のウィッグは管理が簡単な通常人毛が使用されます。この通常人毛にも大きく分けて2種類あり、とにかく管理を何もしない②の人毛は安く、開いたキューティクルの方向がバラバラなため頻繁に絡むことになり、すぐに使えなくなります。そこで①の通常人毛を使用することになります。通常人毛①は初めにキューティクルを全て除去するので絡むことがない上に、コストも比較的安くとても良い素材です。絡むことがないので、お客様も扱いやすいものとなります。しかしこの中にもランクがあり、低質のものを使用するとアレンジを少ししただけでその後ゴワゴワになってしまい、使い物にならなくなってしまいます。
当社はより自然を少しでも安く、高品質に。を念頭にやっていますので、使用している髪質は通常人毛①の「上質」(プレミアムに使用)と「普通」(ハイグレードに使用)をセレクトしています。各店の髪質の違いについて、色々と良く見てみることをおすすめします。
③
【仕様は細かくわかりますか?】
・参考記事:≫フィットするサイズを選ぶ
・参考記事:≫着用感の良い仕様を選ぶ
医療用ウィッグは各社仕様や素材が異なり、色々な工夫があります。しかし、せっかくのその工夫についての写真が少なく、あまり分からないお店も多いです。特許や実用新案はすごくお金がかかるので見せられないのか、実は作りは他店と一緒だけど名前だけ変えているとか、キャッチーコピーほどの内容ではないなど、様々な理由があると思います。
医療用ウィッグで良くみかける「総手植え」にも色々な総手植えの方法があります。後頭部側は網目状になっている部分に毛髪を結んでいくことが多いのですが、結び方にも各社違いがあります。例えば1000本の毛髪を、網目状の1つの部分に10本ずつまとめて結んでいけば100回で作業が終了します。その分価格も安くできます。しかし、まとめた分だけ結び目は大きくなり、肌に当たった際のゴツゴツザラザラ感は大きくなります。反対にまとめる数が少なければ作業が増えるので価格は上昇しますが、つけ心地は柔らかく快適です。
このような細かい質の違いでも、着用感と価格は大きく変わってきます。「総手植え」にも色々な方法があることを知り、色々見比べていただくことをおすすめします。
ウィッグを買う前と買ったあと
こんなお悩みありませんか?
自分にぴったりを
通販で探すのが難しい…
かぶってみたら
イメージと違かった…
気になる部分を
自分でカットして失敗した…
美容院へ行くのは勇気がいる…
オーダーウィッグは自然だけど
10万以上で高すぎる…
何個買っても気に入らず
結局たくさんお金を使ってる…
通販で購入する際
これらの原因を解決して
お届け出来るのが
BEAUTY FITです。